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2002年5月21日

Wacom 、タブレットPC、PDA、及びスマートフォン用の新型高分解能センサーを紹介。

新製品にはUSBインターフェースの付いた12.1", 8.4", 及び 3.5"センサーが含まれます。スタイリッシュでメタリック調の筆圧感知型高級ペンも提供されます。

インタラクティブペンディスプレイと電池レスペン技術の世界の大手メーカーであるWacomテクノロジーコーポレーションは、本日タブレットPC、モーバイルと携帯デバイス用の新しい高分解能センサー製品を発表しました。

新しいセンサーは最高分解能2,500ライン/インチを提供し、今まで利用できた1,000ラインから分解能が2.5倍に増加されました。また、OEM(オリジナル機器製造業者)たちはWacomの実績あるペン感知技術をPDA(パーソナルデジタルアシスタント)、スマートフォーン、そしてタブレットPCで使用することが可能になります。

紹介されたのはタブレットPC及び業務用モバイルPC用の12.1"センサーであり、その寸法は260.6 x 196.4 mm、厚さはコネクターを含めて3mm、重さ68gです。対角線8.4"のセンサーは寸法が138.8 x 192.6 mm、重さ29gです。PDA用対角線3.5"のセンサーはPDAで使われているポピュラーなAMLCDに合うように設計されています。

また、WacomのタブレットPC用高級ペンも初めて紹介されれました。製品はメタリック調で、高い品質の感触とスタイルを備えたことが特徴です。256レベルの筆圧を感知し、イレイザーのない単一サイドスイッチを備えています。サイドスイッチは右マウスクリックとしてプログラムされることができます。

同じように新商品として3.3V内蔵USBインターフェースがあります。USBまたはUART用ベビーボードは相互交換が可能なので、OEMたちは好みのインターフェースを選択することができます。Wacomの特許取得コードレス、電池レス、筆圧検出ペン技術は世界中で200万台以上のグラフィックス・タブレット及びインタラクティブペンディスプレイに使用されています。

システムの特色

Wacomセンサーの主な利点は、それが液晶ディスプレイの背面に組込まれるセンサーシステムであるということです。LCDパネルの前面に装着されてディスプレイの光透過性を低減させる感圧抵抗膜方式または静電容量方式システムとは異なり、WacomのセンサーはLCDの背面に装着されています。これにより100%の光透過が可能になり、色崩れなしで明るく、明瞭な画面表示が得られます。組みこまれていることでセンサーは物理的に保護され、ごみ、湿気、高温や外傷といった外部からの影響も受けないため信頼性と耐久性も向上します。

Wacomセンサーのもう一つの利点は低電力消費と高度なパワーマネジメント機能であり、ともにバッテリーの使用寿命を最大限にするために不可欠です

システム部品

WacomのLSI一体型センサーシステムは以下の部品から構成されています。

コードレス、電池レスの筆圧検出タイプの電子ペン。標準タイプと軸径がたったの0.22" (5.5 mm)の新しい極細電子ペンがあります。この極細ペンはWacomの最も細いものであり標準ペンの約半分のサイズです。また、オプションとして右マウスクリックといったマウス機能をプログラムできるサイドスイッチが備わったものもあります。WacomのOEMペンは512レベルの筆圧を感知することができ、筆圧の強弱間をスムーズに移動し、絵を描いているのか、または署名しているのか、ユーザーの手の微妙な動きを反映させます。

センサーは非常に薄く、柔軟性のあるガラスエポキシを材質としていますが、PET及びFPCといった他の材質のものもあります。センサーの形状は長方形であり、そのサイズは対角線が3.5", 4.0", 8.4", 10.4", 及び 12.1"と様々です。

サイズがわずか.39" (10 mm) x .39" (10 mm) x 0.05" (1.2 mm)の一体型W8001チップ は最小限のスペースで最大限の効率性を提供しています。

デジタイザーコントロール回路はメインW8001コントローラを含んでいます。これにはアナログデジタルミックスLSIで、加えて、スキャンコントロールソフトウェアもマイクロコントローラ(またはカスタマーのホストマイクロコントローラ)で利用できるよう提供されます。OEMデバイスでは、W8001とマイクロコントローラは通常センサーボードに直接接続するベビーボードに統合されています。センサーボードとベビーボードの組み合わせはLCDの背面にあります。

OEM製造業者用センサーのエンジニアリングサンプルはすぐに利用できます。量産向け価格はOEMセールスマネージャーであるスティーブ・セディカー氏より取り寄せることができます。