
富士通シーメンズコンピューターズは、マイクロソフトのXPタブレットPCエディションに基づいた新しいタブレットPC用の埋め込み型デジタイザーとペン技術、並びに部品のサプライヤーにWACOMコンポーネンツを選びました。
2002年11月7日に公式に販売されるマイクロソフトXPタブレットPCエディションはノートブック型PCが進む次のステップです。このビジネス中心のモーバイルPCのための新しいオペレーティングソフトウェアは、例えばモーバイルユーザーが会議や移動中に手書きでメモをとることができるなど、ペン及びタブレットを元にした新たな機能性を提供しています。
モーバイルコンピューティングソリューションの主要メーカーとして、富士通シーメンズコンピューターズは、ノートブック型PCの有用性を維持しながら究極のペンによる携帯性を提供するように設計された最新のマイクロソフトのプラットフォームが持つ利点を十分に活用させ、新しいマイクロソフトXPタブレットエディション・ペンコンピューターを開発しました。
ウィンドウズXPタブレットPCエディションはウィンドウズXPプロフェッショナルのスーパーセットであり、マイクロソフトのPC用最新オペレーティングシステムの特色とパフォーマンスを提供するとともに、最近名称をPenabledに改めたWACOMのコードレス及び電池レスのペン技術のおかげで、ユーザーに新たな能力を提供しています。この中には、感度から筆圧、それに傾きといった上質なインキング能力が備わった高度手書き及びスピーチ認識が含まれており、携帯性も向上されています。
この新しい技術により、ユーザーはLCD画面に直接書き込むことができ、手書きのまま保存したり、他のアプリケーションに入力するためにタイプ書きのテキストに変換したりできます。テキストを入力できるだけでなく、アプリケーションを開いたり、テキストを選択したり、メニューを表示したりなど、通常はマウスまたはキーボードを使う機能もデジタルペンで利用できます。
WACOMのペン技術の3次元能力が画面上空トラッキングを可能にするため、ペンは実際に画面に触れる必要がありません。この特色は、ツール認識において便利であり、また、画面表面が過剰に摩耗するのを防ぎます。これは今日のモーバイルデバイスにとって重要なメリットです。さらに、WACOMの画期的な感知技術がタブレットPCのLDCディスプレイの背面に装着されている事実も貴重なメリットです。これによって100%光伝送と高信頼性が期待されるだけでなく、損傷を受けない上、正面装着のセンサーの場合では通常である光出力の低減も発生しません。
「弊社の新しいタブレットPC用ペン感知技術の提供にWACOMコンポーネンツを選びました。その理由は、WACOMコンポーネンツがペン入力分野で多大な経験を持っており、業界のリーダーでもあるからです。富士通にはペンをベースにしたコンピューターを構築してきた長い歴史があります。また、弊社はWACOMと11年以上にわたって提携してきたので、WACOMのこの分野における専門性と能力についてよく知っているのです。弊社にとって、特に重要なものはWACOMソリューションの品質と信頼性でした。センサーがLCDパネルの下側に実際に設置されていることは、弊社にとって耐久性、優れたディスプレイと明るさを確実に得ることができることなのです。」と富士通シーメンズコンピューターズのボリューム製品担当取締役副社長、ピーター・エッサー氏は語りました。
「コンピューター入力デバイスとしてペンが最も自然な手段であると、最初から信じてきました。富士通シーメンズのような非常に重要なコンピューター製造業者と協力することにより、携帯コンピューティングデバイスとその他デジタル装置を、様々な設定とアプリケーションで使えるように、もっと便利で直感的なものにしていくという共通のゴールにさらに近づくことができています。そのため、WACOMコンポーネンツと富士通シーメンズの提携を、我々のペンコンピューティングコンセプトの発展を続けていく上での重要な戦略実践として歓迎しています。」とWACOMヨーロッパGmbHのマネージング・ディレクターであるハン・ストッフェル氏は語りました。
WACOMのPenabled技術が搭載された富士通シーメンズコンピューターズの新しいタブレットPCは、マイクロソフトのXPタブレットPCエディションの発表と同時に、2002年11月7日に公式に販売されます。