
2008年9月24日
株式会社ワコム(本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田正彦)は、独自の電磁誘導方式(EMR®)センサーシステム「ワコム ペナブルテクノロジー (Wacom Penabled®Technology)」によるペン・センサーコンポーネントが、電子ペーパーを使用したアイレックス・テクノロジー社(iRex Technologies)製携帯端末の新製品「iRex Digital Reader 1000」に採用されたことを発表します。同様のペン・センサーコンポーネントは、2006年に発売された「iRex iLiad」で電子ペーパ―との組み合わせとして初めて採用されましたが、これに引き続き新製品でも採用されたものです。iRex Digital Reader 1000は9月下旬から同社Webサイトで販売が開始されます。

近年、米国やヨーロッパを中心に、閲覧機能を充実させた電子ペーパー端末や、電子ドキュメント配信サービスの市場が形成されつつあります。
今回発売されるiRex Digital Reader 1000では、10.2インチ、16階調を表示できる電子ぺーパーディスプレイを備え、PDF、HTML、PowerPoint、JPGなど、PC等で一般的に利用されるさまざまな形式のファイルを携帯端末でも取り扱えるようにする機能が充実しています。それに加えて、ワコム製ペン・センサーコンポーネントの機能により、メモやマーキングを画面上で直接書き入れることができるため、紙とペンを扱うことにきわめて近い感覚で直感的に使用することができます。このことにより、軽量かつ省電力で、かつ使い勝手の高いペーパーレスソリューションが実現しています。
当社は、タブレットPC向けに開発したEMRセンサーと電子ペンの技術を「ワコム・ペナブルテクノロジー」と呼んでいます。この技術を搭載した情報端末は互換性があり、同じ技術を持つ当社の電子ペンで他の端末を操作することが可能です。当社は、電子の紙とペンを誰もが直感的かつ自然に使えるようにする「ワコム・ペナブルテクノロジー」に注力しており、この技術を幅広く供給することで、さまざまな情報端末の主要技術供給メーカーとしてグローバルリーダーをめざします。
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、米国、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア、シンガポールを拠点としてグローバルにビジネスを展開し、世界150カ国以上に製品を提供しています。1983年の設立以来、自然なインターフェイス・テクノロジーによる人とテクノロジーの融合というビジョンを基盤にビジネスを展開し、ペンタブレット、液晶ペンタブレットをはじめとするデジタル・インターフェイス・ソリューションの世界トップ・メーカーとして広く認められています。
当社の入力デバイスは、先進テクノロジーを基盤にして直観的で使いやすく開発されており、デジタル・アート、映画、CG、ファッション、工業デザインなど、幅広い分野に渡り世界中で優れた作品を生み出す重要な役割を果たしています。さらに、ビジネスやコンシューマーが自分自身の個性を表現できるツールも提供しています。当社のコードレス、電池レスの筆圧機能付き電子ペンは、世界で数百万人のユーザーに利用されています。
また、デジタル・インターフェイス・テクノロジーの一つ「Penabled(ペナブル)」もPCメーカーなどの戦略パートナーに提供しています。高度な機能と卓越した信頼性を兼ね備えた「ペナブル・テクノロジー」は、ほとんどのタブレットPCに採用され、質の高い電子ペン環境を提供する基盤となっています。さらに、最先端のモバイル機器でもペナブル・テクノロジーは欠かすことのできない重要な役割を果たしています。